HO 1/87 蒸気機関車 展示館 メニュー

ドイツ1 BR 01~10 BR 12~19 BR 23~BR 39 BR 41~50 BR 52~BR 59 ドイツ2 BR 60~BR 79 BR 80~89 BR 90~99 古典機 その他 ...

2026年6月13日土曜日

Deutsche Baureihe 60-79


私鉄 LBE 高速旅客用蒸気機関車 1号機 (KEYSER)

 BR 61を寸詰まりにしたようなスタイルのこの機関車は、戦前の流線型ブームの際に誕生した、私鉄LBE鉄道(Lübeck-Büchener Eisenbahn)の高速機関車です。

<LBE 1〜3主要諸元>

  型式:1'B1'h2、バッファ間距離:12.38m、運転重量:69t、軸重:18.3t、軸配置:1B1、動輪径:1,980mm、過熱式二気筒、出力:不明、ボイラー圧力:16bar、最高速度:120km/h

 LBE鉄道は、ハンブルグとリューベックの間を結んだ私鉄です。1863年に開業し、1938年に国有化されました。
 こちらの機関車は1936年、新たに作られた同鉄道の2階建て急行列車用に2輌が作られ、後に一輌が追加されました。
 この列車は当時としては画期的な構造であり、2連接車体で運転台があり、LBE 1〜3による推進運転が可能となっていました。
 また、エアコンも装備されていたそうです。
 しかし、国有化された後、推進運転もエアコンも廃止されました。
 LBE 1〜3は、国有化後、BR 60 001〜003となりましたが、平地の専用機関車でもあり、あまり使われなかったようです。
 最終的にはDRに継承されたようですが、最後の一台002が1962年に廃車となりました。

 この製品はフランスKeyser社のキット完成品です。
 偶然入手しましたが、珍しいものと思います。
 なお、LBE 1の模型は、専用客車ともども1980年代の初めにLima社が製品化しておりました。
 LBE仕様、DRG仕様、DB仕様(客車)がありましたし、1990年代になっても生産されていたようです。

2021/2/3 入線


DRG BR 61 高速旅客用蒸気機関車 001号機 (LIMA 149790)

 戦前のドイツを代表する高速列車Henschel-Weggmannを牽引した高速蒸気機関車。動輪径2.3m、過熱式、2気筒、運転重量129.1t、最高速度175km/h!前行進とも可能な構造です。もはや蒸気機関車ではないスタイルです。1936年夏にベルリン〜ドレスデン間176kmを102分で走りました。専用の流線型客車があります。1939年に全長が少し長くて、運転室側の台車が3軸の002号機が作られたところで第2次世界大戦に突入し、高速列車の夢は絶たれました。
なお、戦後DR(東独国鉄)により、002号機の足回りを使用して作られたのが高速試験機 BR 18.201号機です。
 この製品は1989年にRivarossiから発売されたものですが、こちらのLima版は1993年の製品です。Rivarossi版に比べると手摺など簡略化してあるようです。
 外形上はともかく、この製品はなんと言っても速度が遅いんです。
 これでは高速列車の面目丸つぶれです。
 私は思い切ってモーターをCanon EN-22に交換しましたが、確かに少しは改善されたものの、ジョイントがゴムベルト(Oリング?)で、非常に心もとなく、また走りも不安定です。こういう形態なのでロッド類は一切ありませんので、もっと思い切って前後台車を駆動するなどの手があったと思います。
 ところが先日、経年劣化でこのゴムベルトが切れて遂に不動になってしまいました。
 まさしく代表的なダメ製品ですね。
 こんな特殊なゴムベルトは入手できないし、そもそも構造的に無理がありすぎるので、この際、だめ元でギア駆動に変更しました。詳しくはこちら

1993/11/13 入線


DRG BR 62 蒸気機関車 003号機 (Liliput L106203)

 Einheitsの動輪径1,750mm、過熱式、2気筒、最高速度100km/h、運転重量123.6tの急行用タンク蒸気機関車です。
 1928年から15輌が作られ、DBでは1956年まで、DRでは1970年まで使われました。
 現在、ラストナンバーの015号機が動態保存されています。

 前から見ると同時期に作られた01と非常によく似ています。
 こちらは新Liliputになってから発売された完全リニューアルバージョンで、非常によく出来ており、走りも軽やかです。ランボード下の点検灯まで点灯するようです。

2003/4/4 入線


DB BR 64 蒸気機関車 297号機 (ROCO 62200)

 軸配置1C1、動輪径1,500mm、過熱式、2気筒、950PS、最高速度90km/h、運転重量75tです。
 DRGの支線用Einheitsとして、1928年から520両が作られました。DBでは1974年に引退しましたが、手頃な大きさのためか動態保存機が多数あります。

 ROCOのBR 64はHOの量産製品では一番新しく、2005年の発売です。非常に軽い機関車です。

2007/8/8 入線


ドイツ連邦鉄道 DB 支線旅客用タンク式蒸気機関車 BR 64 335号機 (Fleischmann 4061)

 FleischmannのBR 64は、製造初年1972年のかなり古い製品ですが、途中(1994年)で改良されロッド周りが改善されました。これはその改良製品の方です。

2000/8/12 入線


DB BR 65 蒸気機関車 018号機 (Fleischmann 4065)

 DBが戦後開発した2D2のタンク式蒸気機関車です。

<BR 65 主要諸元>

 型式:1’D2’ h2、バッファ間距離:15.475m、運転重量:107.6t、軸重:16.9t、過熱式二気筒、出力:1,089kW、ボイラー圧:14bar、最高速度:85km/h(前後進とも)、動輪径:1,500mm

 BR 93の代替機として1950年から製造開始されましたが、すでに電化の時代となっており18両の生産に終わりました。1973年引退。
 オランダの保存団体が018号機を動態保存しています。

 FLMの65としては2代目の製品で、1984年初回発売です。重量がかなりあり、ディテールも繊細で、現在でも通用すると思いますが、隙間が少ないのでサウンド化は難しいかも。

2003/3/12 入線


K.Bay.Sts.B Pt 2/3型蒸気機関車 6058号機 (Fleischmann 4901)

 バイエルン王国 王立邦有鉄道が開発した支線用旅客機。

 軸配置1B2、動輪径1,250mm、過熱式、2気筒、310kW、最高速度65km/h、運転重量38.4tのタンク式蒸気機関車です。
 1909年から1915年の間、97両が製造されました。なにかバランスの悪いスタイルに見えますが、意外と性能が良かったようで、DBでは1963年引退に引退しました。
FLMの70としては2代目の製品ですが、こちらのバイエルン仕様の発売年はわかりませんでした。

 最近のものだけにディテールが繊細で、よく走ります。
 こちらはDCC化されていました。

2014/12/20 入線


DB BR 70.0 蒸気機関車 091号機 (Fleischmann 4070)

 上のDB時代です。
 BR 70は長命でしたが、1963年に引退し、記念碑として保存されていた083号機が、2005年に再生され、動態保存されています。
 またオーストリアに渡った4両のうちの一両086号機(770.086)も1997年に動態復帰しているようです。

 Fleischmann製品、2代目のトップを切って、2000年にこちらが最初に発売になりました。
 なお、初代製品は1965年の発売で、大分オーバースケールです。
 欲しかった機種ですが、なかなか機会がありませんでした。こちらはドイツの模型店でバーゲンになっていたものです。

2011/2/24 入線


 K. Bay. Sts. B.  支線旅客用タンク式蒸気機関車 DX II 2235号機 (TRIX 22839)

 バイエルン王国邦有鉄道のD XII形で、軸配置1'B2' n2t、動輪径1,640mm、飽和式、2気筒、最高速度90km/h、運転重量69tです。
 1897年から1912年まで、174両が作られ、1941年に最後の一台が引退しました。
 Pfalz鉄道でも使われました。

 こちらは下よりもずっと後の2012年発売です。DCC機ですね。

2014/12/20 入線


DRG BR 73.0-1 蒸気機関車 079号機 (TRIX 2436)

 バイエルン王国邦有鉄道のD XII形で、軸配置1'B2' n2t、動輪径1,640mm、飽和式、2気筒、最高速度90km/h、運転重量69tです。
 1897年から1912年まで、174両が作られ、1941年に最後の一台が引退しました。
 Pfalz鉄道でも使われました。

 1984年初回発売です。欲しい機種でしたが、なかなか入手できませんでした。

2014/5/3 入線


DB BR 74.4-13 蒸気機関車 1023号機 (ROCO 43271)

 プロイセン王国邦有鉄道のT 12。
 動輪径1,500mm、過熱式、2気筒、870PS、最高速度80km/h、運転重量65.9tです。T 11の過熱型のようです。
 支線用、ベルリン環状鉄道として使われました。 1902年から1014両製造。DRGへ899輌引き継ぎ。DBでは1966年に引退しました。

 製造初年1986年。現在でも一部改良されて発売されています。

1998/1/24 入線


DB BR 75.0 蒸気機関車 042号機 (Märklin Hämo 8313)

 ヴュルテンベルク王国鉄道のT 5型。
 動輪径1,450mm、2気筒、最高速度80km/hです。1910年から96輌が作られました。この042号機が一番長命で1963年に引退しました。

 Märklinの直流バージョン。1985年発売の古いモデルですが、感じは出ています。
2007年にBRAWAから発売されました。

2003/4/6 入線

DRG BR 75.10 蒸気機関車 1009号機 (Liliput 7501)

バーデンVI c型です。

<BR 75.10 主要諸元>

 型式:1'C1' h2t、バッファ間距離:12,700mm、運転重量:79.5t、軸配置:1C1、動輪径:1,600mm、軸重:16.8 t、過熱式二気筒、出力:580 kW、ボイラー圧力:12 bar、最高速度:100 km/h

 1914年から21年まで135輌が作られ、DBでは1967年まで、DRでは1970年代まで使われました。
 現在でも75 1118号機が保存されています。

 こちらのLiliput製品は1985年の発売ですが、動輪がダイカストでシャープなのはいいですね。ボディもダイカストで適頃な光沢があります。
 私は気に入っております。.

1996/12/1 入線


DRG BR 76 蒸気機関車 001号機 (Fleischmann 4046)

<BR 76主要諸元>

 型式:2'C h2t、バッファ間距離:11,800mm、運転重量:76.1t、軸配置:2C、軸重:16.3t、過熱式二気筒、出力:647kW、ボイラー圧力:12bar、最高速度:100km/h、動輪径:1,750mm

 元K. P. St. E. のT 10。
 フランクフルト(アムマイン)とヴィースバーデン間41Kmを結ぶ路線のために、1909年に11両が作られました。
 DB発足前の1948年に引退した後、私鉄に売却され、1964年まで使われました。

 FLMの最近の製品なので出来はよいです。ただし、何を牽かせたらいいか、いまいちよくわかりません。まあ、模型ですのであまり気にしないと言うか、DRGの小型客車はほとんど持っておりません。

2011/6/11 入線


DRG BR 77 蒸気機関車 114号機 (Rivarossi 1359)

 Pfalz鉄道のP 5形を過熱形に改良したバイエルン王国邦有鉄道/Pfalz鉄道のPt 3/6形です。
 動輪径1,500mm、過熱式、2気筒、633kW、最高速度90km/h、運転重量91〜95tです。29輌が1911年から23年まで作られました。
 なお、原型となったP 5形も、後に過熱式に改良されたようです。
 ちょっと変わった軸配置、斜めのシリンダーなど特徴のある機関車です。DBには27両が継承され、1954年まで使われました。

 この製品は良く出来ていますが、古いものなのでややオーバースケール気味なのが気になるところです。あと前部ステップは取り付けていません。

1996/12/1 入線


DRG BR 78 蒸気機関車 (Fleischmann 4817)

 下のDRG時代です。これはルール快速用なのでボイラー前にサボがついていますが、現状取り外してあります。
 その他、下とはキャブ上部の形が違います。

2003/12/29 入線


DB BR 78 蒸気機関車 434号機 (Fleischmann 4078)

 プロイセン王国邦有鉄道のT 18型です。
 動輪径1,650mm、過熱式、2気筒、838kW、運転重量105t、最高速度100km/h(前後進とも)の急行客車用蒸気機関車です。534輌が1911年から27年まで作られ、DBでは1974年まで使われました。比較的短距離でターンテーブルを使用しないで使うためにこの形になったのだと思います。
 戦前のルール快速でも有名。DBになってからは制御客車を押すというような運用にも入っていました。

 1989年初回発売のこの模型もすばらしいディテール、少々うるさいながらも軽やかな走りを誇ります。

1997/11/25 入線

 

↓当方HPです。こちらもどうかよろしくお願いします。

db103rheingold.web.fc2.com

 

↓当方も参加しております。実物、模型などいろいろな鉄道ブログがあります。

是非ご覧になってください。

0 件のコメント:

コメントを投稿